新規就農の経緯

3回に分けて自分が新規就農した経緯を記します。

新規就農に興味のある方に少しでも参考になれば幸いです。

1 新規就農とは

新規就農とはあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単に言うと農業という職業に新たに就職するということです。

新規就農にもいろいろなケースがあります。大半は農家の子息が後を継いで農業を始めるというケースなのですが、中には自分のように農業に全く縁のない他業種から就農というケースもたまにあります。

2 何故農業を選んだのか?

自分はサービス業界で働いていましたが、将来的な展望、やりがい等を考え、以前より転職を考えていました。法学部出身で司法書士試験の合格まで後わずかという経験があったので再び司法試験、司法書士に挑戦するという選択肢もありましたが、どうにも法曹世界には前向きに取り組めない自分がいました。

そんな折、新聞で青年就農給付金がスタートするという記事を目にしました。もともと自分が住んでいるのは群馬のど田舎なので農業自体非常に身近な存在であり、前から農業をやってみたいという気持ちを持っていた自分には格好の制度がスタートしたのです。資金的に余裕のない自分が農業を始めるなら今しかない。ここから就農に向けての準備が始まったのです。

3 就農への準備

まず新規就農に関する書物を数冊読み、群馬アグリネットの経営指標を見ながら何をどういう作型で作るかじっくり検討しました。自分が住む沼田市はエダマメの生産が盛んなので、まずはエダマメを経営の中心に据えることに決め、パソコンで営農計画書を作成し県民局にある普及指導課に持って行きました。

門前払いされることも多いと聞いていたのですが、担当の方が親切に対応してくれ、何度かやりとりをして無事にエダマメの研修先を紹介してもらい、第一歩を踏み出したのです。

新規就農の経緯2へつづく

 

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