先日、県の園芸協会主催のぶどう研修会に参加してきました。
研修内容はこれからどんな品種が注目を集めるのか、シャインマスカットの省力栽培技術に関してなど。
去年に引き続き参加させていただきましたが大変勉強になる研修会でした。
ぶどうの有望品種に関して
現在の人気品種はやはりシャインマスカット、日本農業新聞の果実トレンド調査で驚きの5年連続1位。昨年の直売所での問い合わせも多かったです。
これからの有望の品種としては大粒になり食味のよいクイーンニーナや皮ごと食べられる紅バラードなどが注目を集めているようです。
シャインマスカットの省力栽培技術に関して
農業技術センターの柚木主任が中心に行っている研究で慣行栽培に比べて35パーセントの作業時間の削減になるとのこと。我々ぶどう農家にとって大変助かる研究です。主なポイントは5つ
- 花穂整形器の利用
- 1新梢2房利用
- 副穂利用
- フラスター液剤利用
- 果実軟化期以降の新梢管理を省く
この省力栽培のすごいところは省力化するだけでなく糖度も慣行栽培に比べて1~2度高くなる点です。積極的に自園に取り入れて美味しいぶどう作りに役立てたいですね。。