ぶどう品種紹介13回目は昭平紅です。
栽培が難しく、ほとんど市場に出回らない希少品種です。
味わいは酸と甘味のバランスが良くさわやかでフルーティー。
皮ごと食べられ、サクサクとした食感は新鮮で、まさに新感覚デザートという趣を備えたぶどうと言えるでしょう。
ただし、最大の欠点は裂果(皮に亀裂が入りそこが傷みやすくなる)しやすいということです。
完熟に近づくにつれ(当園での場合だと9月上旬)、糖度は上がりますが、裂果が増えてしまいます。
昭平紅は秋田県の高橋昭平氏が赤系ぶどう(品種名不明)の種をまいて選抜育成した品種です。
粒の大きさは13~20g、糖度は15~20度、程よい酸味で肉質は硬めです。
皮ごと食べられ、フルーティーでさっぱりした食味です。
当園での販売は8月中旬からとなっております
◇2015年糖度16度の昭平紅
◇2016年糖度15度の昭平紅
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